やはり健在…関西の「マクド」

ネットで見つけた朝日新聞の大阪版および東京版の比較画像。略称とはいえ、固有名詞も地域の「お国柄」を反映させているようだ。
関西圏で多くの人がマクドナルドを「マクド」と呼ぶらしいことは知っていたが、改めて(ネットで)調べてみても、この呼び名が根づいた理由は発見できなかった。強いて言えば、「まいど」や「なんぼ」など濁音で切る言葉が関西人には心地よいからでは?…というもの。
だが、全国的な主流は「マック」であり、言語学的見地からも当然といえよう。
Mac(Mc)は本来、「~の息子」を意味する言葉で、マッカーサー(MacArthur)やマッケンジー(McKenzie)と同様に、マクドナルド(McDonald)も「ドナルドの息子」という意味で「マク+ドナルド」という単語で構成されるため、略称も「マック」とするのが自然である。
とはいえ、さすがに商品名は「マックフライポテト」や「ビッグマック」など全国一律なので、「マクドで朝マック」という表現も不自然ではないのだという。それ以前に、関西人にとってはこのような疑問自体が「大きなお世話。ほっといてんか」ということらしい。
はいはい、失礼しました

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カテゴリ : 末梢雑記