案の定…反日議員が晒した厚顔“無知”

調子に乗りすぎた徳永エリ議員 (2010.5.31撮影)
なぜ道民は、このような人物を国会に送ってしまったのだろう…。
「イスラム国」による日本人殺害予告騒動の最中、民主党の岡田克也代表は「政府の足は引っ張らない」と一定の協力姿勢を表明したが、直後に同党の徳永エリ参議院議員(53)が、自身のフェイスブックへ次のような書き込みをして「無知」と「非常識」を晒してしまった。(最後部に報道記事)
「シリアでのISISによる、日本人身柄拘束事件、ついに私がずーっと言い続けていたことが現実となってしまいました。イスラムの国は親日でした。日本は戦争をしない国、世界平和への希望の国だったからです。安倍総理がなんと言おうが、集団的自衛権の行使容認、憲法改正、武器輸出三原則の変更。国際社会は日本は変わってしまったと受け止めているのです。いくら人道支援とはいえ、資金援助を大々的に記者会見でアピールする、テロ組織を刺激したことは否めないと私は思います」 (→ キャプチャ画像)
まるで「こうなることを私は予言していた」と言わんばかりの書き出しだが、主旨を要約すると「安倍のせいで親日だったイスラム教徒がテロリストになってしまい、この事件を引き起こした」と言いたいようだ。
そもそも「イスラム諸国」と「イスラム国」を混同しており、過激派の脅威に晒されてる多くは一般のイスラム教徒だという事実を知らない時点で国会議員失格である。そして、テロ擁護ともとれる「彼らを刺激した安倍が悪い」という勘違い発言を、このタイミングで、SNSに書き込むという愚挙を犯した。
反自民・反安倍ありきの、「何でも反対、とにかく反対」という根っからの野党気質である徳永氏は、これまでの国会質問でも反日思想の開陳をはじめ、拉致家族の証言をでっち上げるなど“トンデモ発言”のオンパレード(YouTubeに多数掲載中)だったが、今回も「これ幸い」とばかりに事件を安倍批判の道具にしてしまった。
中東のことなど何も知らず、国会議員としても何もできない一年生が出しゃばる場面ではないのだが、調子に乗りやすい性格と功名心が働いたのか、ネット上で「自爆テロ」を起こした格好だ。当然ながらネットは批判の嵐で、「結果だけを見て批判する左翼の典型例」と冷ややかな評価も…。
ちなみに冒頭の写真は、2010年の参院選(道選挙区)の立候補予定者6名のインタビューをした際のものだが、話を聞くほどに「この人、大丈夫か…?」と感じた唯一の候補だっただけに、今回の件も「案の定」と納得した。
そんな彼女でも民主党北海道の代表代行という立場であり、一時は4月の道知事選で党公認としての擁立も検討されたというのだから、全国レベルのみならず道内でも民主党は人材不足らしい。
ツイッターの公式アカウントで「イスラム国が日本人2人の殺害を公表した」 (→ キャプチャ画像)と、願望に基づいた予定稿(?)をフライングツイートしてしまう党だけに、代表が新しくなっても体質は変わらないようで…。
「テロ組織を刺激」民主・徳永氏、FBで首相の人道支援表明を批判
民主党の徳永エリ参院議員が21日に自身のフェイスブックで「いくら人道支援とはいえ、資金援助を大々的に記者会見でアピールする、テロ組織を刺激したことは否めないと私は思います」と記し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件に絡んで安倍晋三首相による人道支援表明を批判した。
徳永氏は「イスラム世界の国々は親日でした。日本は戦争をしない国、世界平和への希望の国だったからです」と指摘。さらに「(首相が)なんと言おうが、集団的自衛権の行使容認、憲法改正、武器輸出三原則の変更。国際社会は日本は変わってしまったと受け止めている」とした。
投稿は岡田克也代表が21日午後、記者団に「政府の足を引っ張るようなことになってはいけない」と政府への全面協力を表明した直後に公開された。
(産経新聞 2015.01.22)
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カテゴリ : 政治選挙