本当は静かだった我が愛車

排気漏れ(矢印部分)が可視できるほどの重傷
わが愛車(V6・2000ccのステーションワゴン)の初年度登録は平成8年。
丸17年が経過した先日、実に8回目となる車検に出した。
17年も経過すると、いくら日本車といえどもあちこちにガタはくるもの。前回(2年前)の車検時にもあちこち修理して、12万キロを超えていたためタイミングベルト交換という痛い出費もした。
その後も、じわじわと車体底部から「ある怪音」が聞こえてくるようになった。言葉にすると「ブボバボバボボ…」という感じだろうか。明らかに排気系の異音で、穴が開き始めたことは容易に想像できた。
友人からは「いい歳して『音だけヤンキー車』かよ」とからかわれ、車内にいても独自の重点音が気持ちいい…わけもなく、しかし放ったらかしたまま今回の車検を迎えたのだ。
見積もりのため総点検をしたところ、やはり排気系が全体的に腐食し、いくつもの穴が開いていた。排気漏れのままでは車検は通らず、しかし補修というには手の施しようががないため、排気系は「全交換」となった。

この際、悪いところは全部直す…として出た見積書には、ちょっとした中古車が買えるほどの額が…。だからといって欲しいクルマがあるわけでもなく、このクルマには愛着もあるため8回目の車検に踏み切った次第。
そして「ブボバボバボボ…」の感覚が残ったまま、戻ってきた愛車のエンジンをかけ、私は思わず唸った。
「おぉっ!こんなに静かなクルマだったのかぁぁ!」
「クルマは走ればいい」が持論の自分にとって、車検のために必要だったとはいえ大満足の修理。こいつにはまだまだ頑張ってもらわにゃ困るし…。
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