初めてのデジプリ

本日、初めてDPE店でデジタルプリントというものを注文した。
一応は職業カメラマンという身分なのだが、DVD等によるデータ納品が圧倒的に多く、プリントが必要な場合も大きく引き延ばすケースが多く、自前の機材で処理してきた。
今回の写真はプライベートで行った某団体(このブログの読者は何の団体なのか察しがつくと思うが…)の温泉旅行にて。露出もへったくれもない、コンパクトデジカメのオートモードで5~6枚撮影したスナップ写真なのだが、非業務の写真のプリントが無性に面倒になり、外注を決断した次第である。
とはいえ、なにせ初めての注文。やり方がさっぱり分からないままCDに必要なデータを移し、ラボへGo。
そしてカウンターで「デジタルプリントお願いしま~す♪」というと、50代と思しき店員氏は「ちっ、初心者め…」とでも言いたげな表情で「そちらで操作をお願いします」と…。見ると、そこにはカードリーダーやCDドライブが接続されたタッチパネル式のモニターが2台。
「ほぉ、自分で画像を確認しながら注文するのね…」と驚くやら関心するやら…。そして端末の横から印字プリントされた注文書を再びカウンターへ。「何日かかるんだろ…」と思ったのも束の間、店員氏に「出来上がりは20分後です」と言われて再び驚いたが、「あ~なるほど、今のラボは全自動プリンタか」と納得。
ちなみに今回の料金はL判で1枚37円。手間を考えると「これからは全て外注で…」と悪魔の囁きが聞こえてきそうだが、業務では画像処理はもちろん、微妙な色補正をしたうえでのプリントが必要不可欠。やはり「初めてのデジプリ」は今回が最初で最後となりそうである。
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