愛すべき日本語

「役不足」
「流れに棹さす」
「気が置けない」
…これらの言葉の正しい意味は?
このほど、文化庁が2012年度版「国語に関する世論調査」の結果を発表した。この調査は全国16才以上の男女を対象に今年3月に行われたもので、上記のような言葉の正しい理解度の他に、「きんきんに冷えたビール」や「PCがさくさく動く」など擬声語の認知度や、本来とは異なる慣用句の使い方の定着率などがまとめられている。
自身を指す言葉だけでも「わたくし」「わたし」「あたし」「おれ」「ぼく」「わし」「おいら」「小生」など多数存在し、また、丁寧語・尊敬語・謙譲語など場面によって使い分けていることからも分かるように、日本語は世界的に最も難解で複雑な言語のひとつとされている。
だが、和歌などに由来する日本語特有の表現も数多あり、個人的にはこれほど美しい言語は他にないのではないかとも思っている。
ところで、私は過去に約3年間、雑誌にコラムや報道記事を寄稿していた時期がある。活字になる以上は許されない言葉の誤用や勘違いを防ぐためにずいぶん勉強したものだ(自慢?)が、未だに知らない慣用句や熟語などが無数にあり、あらためて日本語は奥深く難しいと実感するのが常である。
ところで、この記事を書きながら、ふと思い出した「小説」がある。高校卒業の直前、学校をサボッて通い詰めていた喫茶店の「らくがき帳」に書いたフィクションなのだが、せっかくなので画像で公開してみようと思う。
改めて読み返してみると、若いというか何というか…アホ丸出しなのだが、とりあえず18歳の時に書いた記念すべき処女作ではある(笑)

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カテゴリ : 時事社会