止まらぬ公立高の統廃合

現在の札幌稲西高校校舎跡 (5月19日撮影)
道教委が昨日、2014~16年度の公立高校配置計画案を発表した。それによると、旭川凌雲と旭川東栄が16年度に統合、小清水を募集停止、札幌白石など計6校で各1学級減とするなど、少子化による中学卒業予定者の減少には歯止めがかからない。
ところで、公立高の統廃合といえば思い出すのが、我が母校である札幌稲北高(現:札幌あすかぜ高)と札幌稲西高の統合である。08年に発表されたのだが、新聞でこの事実を知った時は驚いたもので、当時のブログでもその心境を綴っている。→ 「ショック…母校が消滅」
数日後、この記事を読んだ北海道新聞記者から高校時代の思い出話を取材され、記事になった。→ (街のうた「なすび軍団」)
札幌稲西高校はこの3月に閉校された。玄関こそベニヤ板で封鎖されているが、教室内のカーテンをはじめ設備はそのままの状態で放置されている。この校舎が再利用されることになるのかどうかは分からないが、野球部が使用していたグラウンドは私が所属する手稲区少年軟式野球連盟が独占的かつ無料で使用できるようになった。

ベンチなど他に改良の余地はあるものの、とりあえずピッチャーマウンドや各ベースの位置などは学童野球のサイズに作り直しており、手稲区が札幌市内で随一の試合環境を整える区となったのは審判員としても誇らしいものだ。ちなみに、当時の野球部が使用していた用具庫には、部員たちの「思い出」が今でも残っている。




おっと、話が大きく逸れたが…このように止まらぬ公立高の統廃合は日本が着実に高齢化社会へとひた走っている証左であり、その未来は決して明るくはないようだ。
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カテゴリ : 時事社会