改めて台湾に感謝

写真:安倍晋三Facebookより
去る11日に行われた東日本大震災犠牲者慰霊式典の後日、安倍晋三首相は自身のフェイスブックに次のような記事を書いた。
3月11日の東日本大震災慰霊式典に「台湾の代表の取り扱い」を理由に中国が欠席いたしました。
昨年行われた慰霊式典では、台湾の代表は招待され出席していたにも関わらず名前すら読み上げられませんでした。
震災発生時、台湾は世界のどの国よりも多額の200億円を超える義援金を贈ってくれた大切な日本の友人です。台湾の人々の気持ちを傷つける非礼な対応でした。
今年はこの対応を改め、台湾に対し感謝の意を込めて「指名献花」をしていただくことにいたしました。このことに対して中国が代表を送らなかったことは大変残念なことであります。
しかし私達はこれからも礼儀正しくありたいと思います。そして多くの支援をいただいた台湾をはじめ全ての国に対して、感謝の思いでいっぱいであります。
私も先日「ありがとう台湾」というエントリを書いたが、ネットながら日本の首相がきちんと謝意を伝えることができて本当に良かったと思う。
この式典、当時の民主党政府に屈辱的な扱いを受けた台湾が参加してくれた一方で、中国は台湾の扱いに腹を立て、韓国は「反日」という国内事情による、いずれも政治的な感情論で人道的式典への参加をドタキャンした。
およそ「国家」とは思えない幼稚な対応に、つくづく日本は隣国に恵まれない国なんだなぁと思う今日この頃である。
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カテゴリ : 国際時事