
2009年に歴史的な政権交代を果たすも間髪入れずに馬脚を露わし、拙劣かつ売国的な国家運営で日本を壊した民主党。それが来春の統一地方選に向け、「民主党大学」という政治塾を創設するのだという。(最下部に報道記事)
そもそも、学校教育法で定められた教育機関以外の組織が「大学」を名乗ることはできないのだが、民主党はこんな基本的な遵法精神(または知識)すらないようで、相変わらず学芸会のような政党だ。
それに、統一地方選の約1年前という時期に立候補予定者を募集すること自体、ずいぶん選挙(有権者)をナメているようだ。何の努力もせず、ブームに乗って「民主党」という看板だけで当選できた連中のアイデアなのだろうか…。
日本の若者が政治を志すとすれば、それは大きな意味で「日本を良い国にしたい」という大志がベースのはずである。ミスリードばかりのテレビと新聞しか情報源のない高齢者ならともかく、若者にはネットを通じて民主党の正体はバレているのだ。まともな日本人が応募するとはとても思えない。
余談だが、このニュースにちなんだ「民主党大学」の講師と講義テーマ(ネタ)が某BBSに載っていたので、そのまま転載する。各講師(議員)の特徴を非常に的確に捉えた
「傑作人事」である。(笑)
1.海江田万里 「(中韓)国民のくらしを守るには」
「安愚楽牧場と私」
「国会で泣くということ」
2.菅直人 「反原発活動と私」
「如何にして原発災害を拡大するか」
「市民の党と民主党」
3.野田佳彦 「消費増税の意義」
「自民批判と辻立ち」
「外国人献金をコッソリもらう方法」
4.岡田克也 「中国の期待に如何に応えるか」
「韓国の期待に如何に応えるか」
5.横路孝弘 「財政危機をもたらす方法~北海道を事例に」
「中国工作員を議長公邸に呼ぶには」
6.江田五月 「シンガンスと私」
「議長として前代未聞の国会運営をやったわけ」
7.前原誠司 「領収書の作成ポイント」
「言うだけ番長と言われないために」
8.枝野幸男・安住淳 「有権者を騙すテクニック」
「ガソリンプールへの貯蔵方法」
9.辻元清美 「北朝鮮実力者との関係を作る術」
「秘書給与を節約する方法」
10.原口一博 「グーグルアース活用法」
「闇の組織との闘いの歴史」
11.長妻昭・山井和則 「如何に自民党議員を不快にさせるか」
12.有田芳生・徳永エリ 「如何にネット民を不快にさせるか」
「息を吐くように嘘をつく方法」
13.民主党を支援するマスコミ関係者(外部講師)
14.韓国民団・自治労・日教組・部解同(外部講師)
15.まとめ(反自民・反日の適性を問う論文提出) 「民主党大学」創設へ 人材集まるのか?
民主党は来春の統一地方選に擁立する新人候補者の発掘に向け、政治スクール「民主党大学」を党本部に創設することを決めた。東京から地方への「Uターン出馬」の支援に党本部が積極的に関与することで、地方組織との連携を強化する狙いがある。ただ、党の信頼回復は道半ば。果たして有望な人材は集まるか-。
民主党大学の創設は先の党大会で了承されており、平成26年度の活動方針に「次期統一地方選を見据え、青年候補の活動支援を展開し、故郷での里帰り立候補を促すために創設する」と明記している。党青年委員会が中心となって企画。海江田万里代表ら執行部との交流や、地方議員の講義などを検討している。
これまで都連が「民主党大学東京」を開校し、活動してきた。だが、学長の鈴木寛前参院議員が昨年7月の参院選で落選し、離党したことなどから“休校”中だという。そのため、執行部は民主党大学東京を発展的に解消し、全国版を創設することにした。
海江田氏は来春の統一地方選に向け、地方組織の強化を党再建の柱に位置づけており、党内に「民主党政権が失敗した原因の一つは地方組織が弱かったことだ。厚みを増していかなければ、政権を奪取できない」(津村啓介青年委員長)との危機感は強い。
ただ、党勢は低迷したままとあって、何人の“候補者の卵”が集まるかは公募してみないと分からないのが実態。かけ声倒れで終わる可能性は捨てきれない。
(産経新聞 2014.02.18)