ごせんまんえん

医療法人徳洲会グループ側から5千万円を受領していた問題で、東京都の猪瀬直樹知事は記者会見で借用書を公開し、選挙資金としてではなく個人的な借り入れであることを強調した。
…のだが、この借用書の「やっつけ感」は何なのだろう…。
捜査の手が及ばないように慌てて側近に作成してもらったように見えるのは全国民の共通した認識なのではないか。たとえこれが受領当時に交わされたものだとしても、「ある時払いの催促なし」という“覚書”にしか見えない…。
そもそも、これほど大きな金額なのに算用数字で書いているのがおかしい。普通は「伍仟萬円」などと記載するものだ。まして「5」の手前に空白ができているなんて改竄され放題でしょ…。それに収入印紙も貼っていなければ押印もない借用書なんて…。
借用書の書き方も知らず、こんな粗末な書類をドヤ顔で国民に公開するセンスの持ち主が、世界に冠たる東京都を動かしているのである。嗚呼…
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