スタンドつき屋外球場は気持ちいい

麻生球場での試合の様子(本文とは別の大会にて)
第36回少年軟式野球 札幌選手権大会(北海道新聞など主催)が開幕した。札幌の全10区で選抜された計32チームによるトーナメント戦で、4球場に分かれ本日から3日間かけて行われる。
普段、少年野球の試合は公立公園の野球場などで行われるのだが、大きな大会になると円山球場や麻生球場、さらに北海道日本ハムファイターズが主催する「ファイターズジュニア王座決定戦」の決勝トーナメント戦は札幌ドームで行われるため、選手たちはこれら大舞台での試合を目標に日々練習している。
本日の札幌選手権大会に審判員として参加した私は麻生球場(北区)の担当になったが、スタンドつきの広い屋外球場は何度やっても気持ちがいいものだ。(とはいえ、観客は選手の保護者と次試合のチームぐらいなものだが…)
その逆に、意外とやりにくかったのが札幌ドームである。
先述した「ファイターズジュニア王座決定戦」は日ハム球団の主催とはいえ、入場料収入が見込めるイベントではないため、照明や空調にかける経費は徹底して抑えられている。つまり「蒸し暑く、薄暗い」中での試合なのだ。しかも、急勾配のスタンド席はグラウンドに立つと圧迫感が大きく、息苦しくさえある。
ドーム球場は雨天時や夜間も行えるのが最大の利点だが、やはり野球は多少の悪天でも屋外でやるのがいちばん!なのだ。
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