「藤田光里プロ」誕生

(ここで何度も取り上げるので、「親バカ」ならぬ「伯父バカ」のようだが…)
今年の道女子アマゴルフ選手権で5連覇を成し遂げた姪の藤田光里(18)が昨日、ついにプロテストに合格したようだ。
光里は3歳からゴルフを始め、この青春まっただ中までゴルフ一筋で生きてきた。それはひとえに「ツアープロになる」という唯一無二の夢を叶えるためであり、それがついに成就したのだから喜びもひとしおであろう。とりあえず「おめでとう」と言いたい。
だが、プロになること自体が最終目的ではないはずで、ツアーに参加して賞金を稼がなければ赤字どころか生活すらおぼつかなくなる。プロ野球やJリーグのように、所属チームと契約さえできれば年俸が保証される制度とは決定的に違うのがプロゴルフの世界だ。
ツアー参加の交通費や滞在費はもちろん、エントリーフィーやキャディーフィーなど必要経費は全て自己負担のため、それを補う以上の賞金を手にしない限り成功とは言えない厳しい世界だ。ちなみに、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)に登録されているプロ約1,000人のうち、8割以上が「賞金ゼロ」なのだという。
夢だったとはいえ、プロテスト合格はツアー参加のための「資格」でしかなく、これまで以上に実力が試されることになる。北海道では無敵だったが、これから日本のトッププロたちを相手にどこまで戦えるのか楽しみだ。
なおプロデビュー戦は、今月9日からの「meijiカップ」だという。
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