
本日付の北海道新聞 「読者の声」に、投書が掲載された。
数年前までは、取材されるなどして
新聞には幾度となく名前が載ったものだが、投書は出したのも載ったのも初めてだ。
投書内容は一週間前の記事を読んだ感想で、最初はこのブログにでも書こうと思ったのだが、何となく「新聞に投書でも…」と思い立ち、メールで送ってみたら採用されてしまったというわけだ。
ま、そもそも当ブログと道新を比べたら、読者数の桁が4つほど違うわけで…。
ちなみに、投書の元になった記事はこれ。

ところで、新聞の投書は必ずと言っていいほど原稿に手が加えられ、いわゆる「原文ママ」で掲載されることは皆無に近いという。「読者は文章の素人」という前提なのだろうが、私の原稿も随所で修整されていた。
まぁそれはいいのだが、自分の記事を読んだ瞬間から強烈な違和感を感じた。文頭に必要な「一字下げ」がないのだ。

上写真の右側(同欄に掲載された他の方の記事)の赤丸で示したように、新聞など活字メディアでは、段落の最初は一字下げるのが「鉄の掟」のはずである。とはいえ、編集者のミスとも思えないので、その理由を勝手に想像してみた。
2枚目の写真の通り、元の記事の大見出しは「不適切標識 縦割りの弊害」と、読みやすいように半角スペースが入っている。しかし、これはタイトルだからこそ許される手法で、本文となると文頭以外に「空白」を作ることはできない。
だからといって「不適切標識縦割りの弊害」と続けてしまうと読みにくくなるので、苦肉の策としてスペースの部分に改行が来るように調整したのではないかと。
真相は藪の中だが…まぁいいか
↓ 投書記事全文(クリックで拡大)