永遠も半ばを過ぎた

フリーデザイナー兼カメラマンの苦言・放言・一家言

またテレビに…

2014/11/26(水)


販売・繁殖業者によるペット(犬)の大量遺棄事件が全国で多発している。HBC(北海道放送)の情報番組「今日ドキッ!」が特集ニュースとしてこの問題を取り上げたのだが、私は「専門家」(?)としてインタビュー取材されていた。

6月にも同じテーマでUHB(北海道文化放送)の「スーパーニュースU」に出たのだが、当然ながら話す内容は似たり寄ったりで、そろそろ飽きてきた(笑)

ところで、今回のHBCも前回のUHBも、私の過去の報道記録をネットで見つけて取材を申し込まれたのだが、同じ北海道のテレビ局、かつ同じ夕方のニュース番組でありながら、両社のスタンスはかなり違っていた。

例を挙げると…

 ・取材者の数 (取材・カメラ・音声の3人 × 1人で取材兼カメラ)
 ・記者の立場 (社員記者 × 下請けの制作会社社員)
 ・対価の種類 (報酬として現金 × 記念としてキャラクターグッズ)
 ・事前の準備 (予定質問を書いて事前にFAX × 特に段取りなし)

…など。どっちがどっちとは言わないが、そもそも予算が違うんだろうなぁ(笑)

それにしても、ここで徹底的なメディア批判を繰り広げている私に取材を申し込むとは無鉄砲な。いちいち読んでいないのか、「それとこれとは別」なのか…。

え? 「マスコミが嫌いならお前が断れ」って? ごもっともで…

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皆既月食

2014/10/08(水)


世は皆既月食の話題で持ちきりである。

曲がりなりにも「写真家」であり、過去には金環日食や部分月食の写真をアップした以上、今回も例によって…のつもりだったのだが、帰宅が間に合わず撮影どころか見ることもできなかった。

なので、今回はネットで拾った「それっぽい(?)」写真でお茶を濁してみる。

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初めてのバッテリー上がり

2014/10/01(水)


18歳で免許を取得して以来、クルマの累積運転距離は30万キロを超えるが、今でも「初めての経験」をするものである。6年前に買い替えたバッテリーが突然、逝ってしまったのである。(写真)

クライアント先での打ち合わせの後、エンジンをかけようとするもウンともスンとも言わず。直前まで元気に走っていたのに、上がる時は突然だった。

愛車には牽引ロープとブースターケーブルを常備しており、通りがかりにエンストやスタックしているクルマを見つけては助ける機会は少なくなかった。しかし、今回は珍しく自分のためにブースターケーブルを使い、クライアントの愛車からジャンプさせて頂いた。

改めてテスターで測ったところ、「よくぞ今まで生きていた」状態。最近のバッテリーは徐々に弱っていくのではなく突然死するものが多いというが、なんというデジタルな最期だ…。

過去には運転中の信号待ちでタイミングベルトが切れたという経験もあるのだが、それに匹敵する失態である。これまで、バッテリーの寿命は感覚で判断して適宜買い替えてきたのだが、初めて限界まで放っておいてしまった。

新品と交換したのはいいが、愛車の走行距離はもう14万キロ…そもそもクルマ自体に限界がきてるのかな?特に欲しいクルマもないのだが…

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久しぶりのテレビ出演

2014/06/05(木)
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「スーパーニュースU」(UHB)より (顔は勘弁ね…)


「出演」というより、若干のインタビューと映像提供なのだが…。

副業としてジャーナリストをしていた約2年半前、劣悪な環境で犬を繁殖させているブリーダーを撮影取材し、映像をYouTubeに投稿した。

そして先日、北海道文化放送(UHB)の「スーパーニュースU」という報道番組が、「ペット飼育のモラルと動物虐待」をテーマにした特集をするにあたり、私の動画を見つけたUHBの記者から取材依頼が来たという次第。

テレビは5年ぶりだが、こうして自分の姿を見ると、「太ったなぁ…」としみじみ。
しかも、誰に予告したわけでもないのに知人からのメールが2件。あの短い尺で気付かれるなんて、しっかり観てる人は意外と多いのねん…

ともあれ、今回で北海道のテレビ5局に出たことになる。残るはTVhか…(笑)

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もう一人の姪は芸能界へ…

2014/05/23(金)
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ビッグコミックスピリッツ 2014年25号より

4月28日発売の「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)22・23合併号で、連載漫画「美味しんぼ」における福島県の震災・原発事故被害と絡めた内容表現が大きな波紋を呼んだのを受け、同誌は25号(5月19日発売)の誌面に識者見解などを集約した特集記事を掲載した。

これについての賛否や是非は当エントリの主旨ではないので割愛するとして、この25号を書店で立ち読みしていたら、姪である藤田美里が巻頭グラビアに登場していたのでビックリ仰天 この春に芸能界デビューしたという事実は何となく知っていたが、偶然とはいえこんな「注目の号」に載ったとは…。

同じく姪のプロゴルファー・藤田光里については当ブログで何度も取り上げているが、美里はその妹にあたる。キャディーとして姉のラウンドに参加することも多く、自身もゴルファーとしての夢を持っていたはずなのだが、どうやら針路を大きく変えたようだ(笑)

それにしても、生き馬の目を抜く暗黒の世界(芸能界)で美里がどれだけやっていけるのかなぁ…。それ以前に、義弟(美里の父)が芸能界入りを許可したことの方が驚きだったが…。とりあえず、伯父としては応援するしかないわな…

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母の日に「ばぁちゃん」を偲ぶ

2014/05/12(月)
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昨日は「母の日」。だが、これまで母の日に贈り物をしたことがないため、いつも特別な感慨はない。それは「父の日」も同様だ。

私は高校卒業まで札幌市内の実家で暮らしていたが、誕生日・こどもの日・クリスマス・正月・節分といった「家庭イベント」をほとんどしない家族の中で育った。そのためか、大人になっても両親に(心に内在する謝恩は別として)贈り物などしたことはないし、それは毎年の父母の日も同様だった。

だが、今年の母の日は例年と違い、今年1月に95歳で他界した祖母(母方)のことを思わずにはいられなかった。

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昭和41年に結婚した両親は、諸事情により祖母が暮らす母の実家に住むことになった(ただし、婿養子ではない)。母は結婚前から仕事に就いており、私の出産後も1年ほどで職場復帰したという。つまり両親はいわゆる「共働き」だったため、幼い私はおのずと祖母に育てられたことになる。

祖母はいつも優しく穏やかで…なんてことは微塵もなく、「活発で陽気で勝ち気な婆さん」として町内でも有名な存在だった。ある婦人会で旅行に行けば、自分が最年長のくせに「年寄りと一緒だと疲れるわぁ」と愚痴ってみたり、宗教の勧誘が訪ねてくれば「幸福を神頼みしている時点ですでに不幸」と説教したり、まぁとにかくファンキーな婆さんだった。

一方では「生け花(草月流)師範」と「和裁士」という顔を持ち、この二つの収入で家を建てた努力家でもあった。

祖母は「どんな生き方をしてもいいが、他人様にだけは迷惑をかけるな」が教育信条。にも関わらず、小学校低学年時の私は手癖が悪く、いつも近所の文房具店から「ジャポニカ学習帳」を万引きしてはバレてきた。

その度に祖母は、馬乗りになって私を殴り(返り血も浴びていた)、痛みをもって更生させようとしてきた。今なら間違いなく「児童虐待」と騒がれるだろうが…

私は当時からそんな祖母が大好きで、典型的な「ばぁちゃんっ子」だったのだ。

月日が流れ、祖母は5年前から生まれ故郷である青森に移り住んで余生を送っていたのだが、今年1月、ついに訃報が届いた。認知症気味ではあったものの大きな病気もせず、見事な大往生だったという。

残念ながら死に目に会うことはできなかったが、私の人格形成に大きな影響を及ぼした(善悪はともかく…)のは間違いなく祖母であり、昔も今も感謝と尊崇の念でいっぱいである。

「婆の日」というものがないので「母の日」に、改めて祖母の死を悼みたい。
ばぁちゃん…大好きだったよ、ありがとう。

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さすが「天才雑誌」

2014/04/07(月)

自称「日本をバカにする天才雑誌」らしい

コンビニに入った時、私はまず雑誌コーナーで各誌の表紙見出し群を眺めるのが習慣になっている。興味のある記事があれば購入することもあるし、あるいはまぁゴニョゴニョ…。

本日、立ち寄ったコンビニで何気なく見つけた雑誌「実話BUNKAタブー」。
その表紙見出しを見て、あまりの一貫性のなさに呆れるやら感心するやらで、思わず購入してしまった。(それが策略か…?)

表紙の最上部には

「世界を相手に正気とは思えない主張を繰り返す
トンデモ国家・韓国」


…と打ち、その真下には

「売上不振で嫌韓記事だらけ・腐った雑誌業界」

…とぶち上げる。

どっちやねん…

さらに 「韓国ブラック企業・恐るべき実態」という記事もあり、もう何がなんだか…。

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ライターが違うからと言えばそれまでだが、「トンデモ国家・韓国」の記事を読む限り、これ以上ないほどの嫌韓記事なのだが、これは自らをも「腐った雑誌」と自己主張しているのだろうか。

編集部のツイッターを読んでみると、次のような記述があった。

「弊誌のことを『あんな右翼の皮を被った左翼雑誌』と書いてくださってる方がいらして、弊誌のような雑誌でも特定の思想信条の元に記事を作ってる、と思ってくださる奇特な方もいらっしゃるんだなあ、と有難く思いました。今度は『左翼の皮を被った右翼雑誌』とか書かれてみたいものです」

…なるほど、さすが天才雑誌。そんな開き直りの姿勢は見習うべきかも(笑)

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専門学校の講師に…?

2014/03/29(土)
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昨日、古い友人からある「お誘い」の連絡が来た。…と言っても、この齢なので当然(残念?)ながら合コンなどではなく、市内のある専門学校で非常勤講師をしないか…という話である。

何でも、ある学科の講師が急に辞めることになってしまい、4月の新学期開始までに代役が必要なのだという。そこで、時間の融通がきくフリーランスであり、そのジャンルの知識と経験を持っている私に話が来たという次第。

とはいえ、「講演」の経験は何度もあるものの「教壇」に立ったことは一度もない私に務まるのか?なにせ大至急の話ということもあり、詳細を聞くために本日、当該校に馳せ参じた。そして出た結論は…

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ご縁がなかった

私が引き受けると仮定して、講義するのは違う授業テーマで週に2コマ。そのうち1コマのテーマが、プロとして生徒に教授するには荷が重い内容だったのだ。だが、すでに前期分のカリキュラムは完成し、学生にも配布している段階なので授業内容の見直しもできず、残念ながらお断りすることになった。

過去の政治評論家や雑誌記者なども然りだが、元来、本業に支障をきたさない範囲で何でも経験してみたい性分。非常勤とはいえ専門学校講師の要請など、望んでも来るものではない。ある意味では自らチャンスを棒に振ったことになるが、高い授業料を払っている学生の立場に立てば、安易かつ無責任には引き受けられなかったのがトホホな本音。

残念ではあったが、1日だけ「教師」になった夢を見させて頂きました…(^^;)

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男やもめに花が咲く…?

2014/03/18(火)
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ある事に対する「慰労」の意味で花束を頂戴する機会があった。

妻帯していた時期はあったものの、気付けばもう人生の半分以上を一人暮らしで過ごしているのだが、これまでに生花を部屋に飾った記憶がない。

もちろん花瓶などないので代用品を使い、とりあえず飾ってみた。

う~む…デザイナーながらも花のことはさっぱり分からず、こんなんでいいのかどうか…。これでも一応、生け花の師範(草月流)の孫なのだが…

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だって、人間だもの…

2013/12/27(金)
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画像:「人間って面白いよね」(ひろはまかずとし著)の装丁より

12月は「忘年会」という言い訳の宴席が続くものだが、自身もご多分に漏れず、クライアント様からの招待をはじめ、趣味の仲間や古くからの悪友たちと飲み明かすことの多い月だった。

そして同時に、不思議なほど数多くの人間模様が垣間見えた1ヶ月でもあった。組織の人間関係、酒席での大喧嘩、友の死、夫婦の在り方、男女トラブル等、2時間ドラマでも作れそうなほどの「人間ドラマ」を集中して目の当たりにした。

まだ人生を達観する年齢ではないが、同世代にはできない数多の経験を(意図せず)してきたためか、いつの間にか刃傷沙汰を目前にしてすら動じなくなっていたことには我ながら驚いたが…。

もう20年も前になる自身の壮絶な離婚劇を含め、決して平和なばかりではない人間社会の欲深さや刹那主義の体感…。こうした数々のドラマに立ち会えたというのも、ある意味では幸せなことなのかも知れない。

やはり思う、やっぱり人間って面白い。
だって、人間だもの…。

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 山下 浩

Author: 山下 浩
 
・グラフィックデザイナー
・スチールカメラマン
・札幌市在住 1967年生

業務サイト:山下デザインスタジオ

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